時間ベースの分析
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時間ベースのレポート作成には、単なる取引日付データ以上のものが必要。 この章では、現在の日付に基づいて自動的に更新される動的な月次および年初来分析の構築方法を解説。
日付分解関数
=MONTH(serial_number)
=YEAR(serial_number)
=TEXT(value, format_text)
MONTH(): 月番号を返す;YEAR(): 年を返す;TEXT(): 日付を読みやすいラベルに変換。
TODAY 構造
=TODAY()
TODAY() は現在のシステム日付を動的に返す。
EOMONTH 構造
=EOMONTH(start_date, months)
start_date: 開始日付;months: 前後にずらす月数。
本章で使用する数式:
=EOMONTH(TODAY(),-1)
この数式は、年をまたぐ場合でも前月の有効な日付を安全に返す。
ステップ1 日付列の検証
Sales_Data[Date] に有効な Excel 日付値が格納されていることを確認。
ステップ2 補助列の作成
Sales_Data 内に以下の列を作成:
Month
Year
Month_Year
各列の1行目に次の数式を入力:
=MONTH([@Date])
=YEAR([@Date])
=TEXT([@Date],"MMM YYYY")
これでデータセットに分析用の再利用可能な時間軸が追加される。
ステップ3 当月売上の算出
次の数式を入力:
=SUMIFS(Sales_Data[Revenue],Sales_Data[Month],MONTH(TODAY()),Sales_Data[Year],YEAR(TODAY()))
MONTH(TODAY()): 現在の月;YEAR(TODAY()): 現在の年。
このKPIはカレンダーが変わるたびに自動更新される。
ステップ4 当月注文数の算出
次の数式を入力:
=COUNTIFS(Sales_Data[Month],MONTH(TODAY()),Sales_Data[Year],YEAR(TODAY()))
この数式は当月・当年の全取引件数をカウント。
ステップ5 前月売上の算出
次の数式を入力:
=SUMIFS(Sales_Data[Revenue],Sales_Data[Month],MONTH(EOMONTH(TODAY(),-1)),Sales_Data[Year],YEAR(EOMONTH(TODAY(),-1)))
EOMONTH(TODAY(),-1): 前月参照;MONTH(...): 前月の月番号;YEAR(...): 正しい年の文脈。
この数式は月や年をまたいでも安定して動作。
ステップ6 年初来売上の算出
次の数式を入力:
=SUMIFS(Sales_Data[Revenue],Sales_Data[Year],YEAR(TODAY()),Sales_Data[Month],"<="&MONTH(TODAY()))
"<="&MONTH(TODAY()): 動的な比較演算子;- 現在の月までの全月を集計対象に含む。
ステップ7 時間感応性のテスト
当月の日付で取引を追加。
以下を確認:
- 当月売上が自動更新される;
- 当月注文数が自動更新される;
- 年初来売上が自動更新される。
1. なぜ日付を月と年の補助列に分割するのですか?
2. なぜEOMONTHは1からMONTH(TODAY())を引く方法よりも推奨されるのですか?
3. YTD計算で"<="&MONTH(TODAY())という式は何を可能にしますか?
すべて明確でしたか?
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